裏風俗ぶらり旅

#60 西川口駅、大宮駅(埼玉県)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#60 西川口駅、大宮駅(埼玉県)

#60 西川口駅、大宮駅(埼玉県)

かつて、あれだけ流行っていた埼玉のNK流は今どうしているの?

西川口駅

西川口駅(画像:ウィキペディアより)

今回のテーマ地は埼玉県。こちらはもう東京と地続きのようなフーゾク集合地帯の県である。ともかく県内のJRの駅前だろうが、私鉄沿線の駅周辺だろうが、さらには鉄道からはちょいと離れた国道や農道沿いにまでフーゾクの店が所狭しと商売に励んでいる。

その中でも〝サイタマ〟と言えば、西川口を拠点にした本サロの一種とも、個室割烹とも言われた西川口流の店の大繁栄だった。だが果たせるかな、このNK流もつい数年前にはその筋の圧力で物の見事壊滅し雲散霧消してしまったのだ。若い子が多くて、料金が安くて、何ともフーゾク界の花園みたいな地域であったのに、今ではそれもアダ花になってしまった。と思いねぇ(江戸語で「思ってみなさい」の意味)!

ところがギッチョン、実は消えて無くなってしまったはずのNK流の跡継ぎが最近になって駅の横手のほうで、こそこそと密やかに息を吹き返しつつあるようなのである。

今では表向き無くなってしまったようなNK流以外にも、同じ西川口の本ヘルにしても、実はしっかり生きている。さらにアンダーグラウンド系で根強い生命力を持ち続けているのが大宮あたりを拠点とする主婦売春だ。その意味で埼玉は首都圏でも屈指の裏フーゾク県なのだ。

だがそれに合わせて、アンダーグラウンドのフーゾクと共に、ソープランド、ヘルス、ピンサロなどの表系フーゾクも人気を集めているのも当然のこと。で、ごく最近の〝サイタマ〟の様子を覗いてみると。

まず西川口では、ポン引きのお兄さんたちが駅周辺をぶらり歩いている暇そうな人を見つけてはスーッと近づいて行って声を掛けている。話に乗ると、連れてってくれるのはマンションの一室。というからマンヘルにでもなるのか、その数は決して少なくない。

なかには、コスプレや学園系を売りにしているところもあって、それなりに人気になっている。というのもNK流の流れを継いでいるだけあって、女の子は若いし料金は相場が8000円と安いのである。な~んてことはない店の様相は変わってもNK流のまんまの遊びなのだ。

今のサイタマでNK流以外のフーゾクを探してみると

NK流以外の裏は裏で、きっちりとお仕事を続けている。本ヘルもそうだが主婦売春もである。特に大宮駅の近くの喫茶店には連日昼過ぎともなると三々五々集まってくるのが妙齢の家庭の奥様たちである。手元にはヴィトンとかエルメスとかの高級バッグを抱え、いかにも暇そうな雰囲気を漂わせながらコーヒーを飲んだり、ナポリタンを食べたり。隣同士で話し合ったり、しているから一見すればすぐ分かる。

こちらの料金は二人になってからの交渉になるので、その幅はかなり広い。大三枚を基準にして上下一、二枚の違いがある。通いつめれば馴染みにもなる、昼前に落ち合って昼飯を一緒して、そのままラブホへ直行する仲ともなれば。メシ、宿代付きで大三枚なんてこともあるのだ。まして最近の彼女たちは、生活費狙いというよりも、夕食のおかずにもう一品という。そんなところで一発を楽しんでいる。

これらの主婦たちの面白いのは、すでに30年以上もある商売なので、ごく自然にメンバーチェンジをしていくのである。一定期間オキニの主婦と付き合っていても、いつの間にか疎遠になっていく。そのきっかけは、ローンが終わったり、子供が手離れしたり、それぞれの家庭の事情によって彼女たちはそれぞれお仕事から離れていくのだ。だから後腐れがなくてE。

表のフーゾクも何かと楽しめるのが〝サイタマ〟のフーゾク・シーンなのである。

裏も裏だが、現在客を集めているのは、大宮、西川口の表のフーゾクであるソープランドだ。こちらも人気の理由は、若いギャルと安いギャラ。ここにかつてはNK流に流れ込んでいた北関東出身を中心にした女性群なのである。大田、宇都宮、桐生、高崎、前橋が彼女たちのバックグラウンドになっている。ということは、これからもしばらくは埼玉のソープやヘルスなどの表フーゾクも期待が持てるということだ。

大宮、西川口といった御当地のソープの平均的な料金は2万円前後である。その上、多くの店では早朝サービスをやっているのだが、こちらは1万円代の料金設定になっている。

なかには出勤前の一発、出社前のひと遊びを楽しんでいくムキも多い。

大宮駅東口

大宮駅東口(画像:ウィキペディアより)

それに早朝の女の子は素人っぽい子やアルバイトの子などフレッシュなのが多いか。さもなくば主婦やOLでも理由ありの人が殆んど。サッパリと遊べるのが早朝サービスのEところとも言えるだろう。

いつもいつも都心で楽しんでいるのも結構だが、たまには荒川を渡って〝サイタマ〟の地で朝早くからお風呂に浸かるのも面白いかもしれない。

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

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価格:¥840
戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

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価格:¥680
女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

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