裏風俗ぶらり旅

#6 片山津温泉(石川県加賀市)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#6 片山津温泉(石川県加賀市)

#6 片山津温泉(石川県加賀市)

スケベで知られている、北陸の温泉街

初夏の片山津(かたやまづ)温泉に行ってみよう。日本海に面した柴山潟と白山の遠景を眺めながら、ムフフのフで楽しいことしちゃおう。この北陸の温泉街は広く全国的にスケベで知られているのだから。

「こんにちはぁ~、リカでぇ~す!あのぉ、わたしでEですかぁ~」
北陸自動車道は片山津インターの出口のすぐ近くにある小洒落たモーテルの一室。そのドア・チャイムをチンポ~ンと鳴らして、入口でニッコリは、御当地のデリヘルの超可愛いギャルのリカちゃん。マッタリとした口調で彼女は、デリヘル嬢の定番ともなっている物言いで「わたしでEですかぁ」とのご挨拶。こんなチャーミングなコならエヴリタイム、エヴリボデイOKだ!「ウエルカム、ウエルカムのドーゾ、ドーゾ」なのである。

柴山潟を臨む片山津温泉は、加賀温泉郷の1つ

柴山潟を臨む片山津温泉は、加賀温泉郷の1つ

えっ?片山津にまで行ってデリヘルですかぁ?と思うムキもいるかもしれないが。いま実はこちらの目玉はデリヘルなのである。

お色気で町起こし…今も続く

源泉100%の足湯「えんがわ」。旅の疲れも癒される

源泉100%の足湯「えんがわ」。旅の疲れも癒される

片山津は、その昔から女性の町といわれてきた。とはいっても、町の歴史は明治時代になってからのものなのだが。
加賀温泉郷のなかの一つである片山津温泉は、付近の山中、山代、粟津など超古くからある温泉地と違い、温泉が発見されて350年ほど、町が創られて100年ちょっとなのだ。それで当時の人たちは考えた。他の町に負けないように、町起こしをするには「やはり女性を集めるのが手っ取り早いだろう」と。そう、お色気が一番だと。

ここから歓楽温泉街としての片山津温泉がスタートした。なにしろ町の最盛期の、今から20年ほど前までは、毎年秋口になると町の人口が倍になったのだ。それも増えた人口のほとんどは間違いなく他所からやってくる女性たちの人数だ。いってみれば秋から暮れ、正月の宴会シーズンに向けて集まってくる女性軍なのである。

だからその季節に町のなかをキョロキョロ見回して、年のいっている女性を見かけたら、その多くは御当地では〝接待さん〟と呼ばれる宿の仲居さんで、若い女性の多くはフーゾク関係のお仕事の人だと思ってまず間違いないとか。

そんな片山津で、それまでのフーゾクといえば、ホテルや旅館のなかでは芸者のお姐さんかコンパニオン。もちろん二人で衆議一決(?)すれば外に出てラブホで一発。そして宿から外に出ればソープランドか一発屋と相場は決まっていた。ここに割って入ったのがデリヘルなのだ。

片山津名物の「一発屋」とは?

ちょいとその前に、片山津名物の一発屋さんについて少しだけ触れておくと。こちらの町の周りに十四、五件はあるだろうか。建物はアパート風あり、ホテル風あり、というのも潰れてしまったりやめてしまったそれらの建物の二次使用というか廃物(?)利用というか。そんなところが一発屋になっていて、大抵はマイクロバスか乗用車で連れていってくれる。

その業務内容はバッチシ名前通りで、そこにいる多くは他所から来ている主婦や人妻が一発させてくれるのであります。もちろん一発きりのショートもあればダブルもあって、さらには夜明けまで何発もの泊まりもある。でも名前は一発屋なのであります。これが以前はソープと並んでの御当地のフーゾク名物であった。

加賀名物・柿の葉寿し。柿の葉の香りがご飯にしみこんでいる

加賀名物・柿の葉寿し。柿の葉の香りがご飯にしみこんでいる

デリヘル・ギャルのレベルが高いワケは?

そこへデリヘルである。こちらの女性は、はるばる金沢からやって来る。それもマイクロバスに乗って、小一時間もかけてだ。そのためデリヘルによくあるチェンジを客にされるとなると頭が痛い。だってそうでしょう、また別のコを連れて来なければならないということは、えらく手間暇が掛かってしまう。それでこの界隈のコは誰が見ても申し分のないようなコを揃えているわけ。

おそらくニッポン広しといえど御当地のデリヘル・ギャルのグレードの高さではベスト3に入るのでは。
というわけで、今回は片山津というか金沢のコと、マッタリと遊ぶためにこちらまで足を伸ばしてみました。マルッ!

参考までにリカちゃんとのお遊び代は、ホテル代も入れて大二枚半で。

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

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価格:¥840
戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

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価格:¥680
女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

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