裏風俗ぶらり旅

#59 川崎、横浜(神奈川県)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#59 川崎、横浜(神奈川県)

#59 川崎、横浜(神奈川県)

川崎名物のチョンの間フーゾクは、今どうしているの?

堀之内

堀之内(画像:ウィキペディアより)

たまには私鉄の京浜急行にでも乗って多摩川を渡って神奈川に遊びに行こう。とはいっても、この方角も昔は良かったけれど最近はあまり浮かれた評判は聞かれない、と思っていたのだが。そこはそれ「フーゾクは不滅です」てなワケで、それなりのニュースなども拾えたりして結構楽しい遠出となるのです。

まずは多摩川縁(ベリと読みませう。意味としては多摩川の近くと言うことで)の川崎の様子を覗いてみると、この街のフーゾク街である堀之内と南町の両方で人気のあった〝チョンの間〟が一時姿を消していたけれど、いつの間にかひっそり復活しているのです。  あれだけ厳しくその筋の取り締まりに合いながら、実にしぶとく生き残ったようなのです。お見事としか言いようがありません。堀之内は第一京浜国道のすぐ近くの一画の路地に、しっかりポンちゃんを立たせて見張らせながら夜も10時を過ぎる頃ともなると営業をしているようなのだ。

南町のほうでも、最近になってポツリポツリと狭い町の中に散らばるようにチョンの間系の飲み屋が再び客を集めだしている。川崎の色街の特徴は安いということで昔から知られているところだが。チョンの間系は、その中でもさらに安さを誇っている。それが復活の理由なのだろう。なにしろ一万円を切るあたりで一本勝負をしてくれるのだから、今のご時世にとっては有り難い存在なのだ。その分、周囲にあるソープランドにとっては脅威である。

そして最近は、その筋の取り締まりに対しての自衛体制がしっかり作られていて、チョンの間地区のワクの中では逆に安心して遊べるという面白い現象が起きている。かつてはチョンの間といえばアンダーグラウンドなヤバい遊びだったはずなのに。  ということもあって御当地のフーゾク・シーンは、ソープランドの間にチョンの間が入り込む形で互いに元気に住み分けている。

完全に壊滅したはずの黄金町チョンの間街に不穏な動きが…

川崎の次は横浜だ。こちらの色街といえば京急線のガード下にあった東南アジア系の女の子がゾロリ揃っていた黄金町のチョンの間街がピカ一のスポットだった。それが数年前に街まるごと潰されてしまって、果たしてどうしたものかと思っていたら。

此は如何に(コワイカニと読もう、でも決して恐い蟹ではない。念のため)最近になって街と目と鼻の先にある末吉橋のたもとあたりにチョコチョコと立ちん坊が出るようになっているそうな。末吉橋と言えば、その昔から夜な夜な立ちん坊それもある時は日本人であったり、またある時は中南米女子の混合軍であったりが、それぞれ勝手にお仕事をするので有名な場所であった。

黄金町駅

黄金町駅(画像:ウィキペディアより)

で、この頃のメンバーはどうかと顔ぶれを眺めてみるとニッポンギャル(ただしかなり以前のギャルが殆んど)と黄金町を追われた東南アジア系とポツリポツリの中南米系が混淆した雑居軍団のようである。その彼女らと交渉がセイ立すると、どこに行くのかというと。近くのラブホというのが、これまでの相場だったのだが。ここにいたって注目は、かつてのチョンの間街の中や、まわりに新たに出来ているレンタル・ルームが利用されているようだ。

チョンの間変わってレンタル・ルームに。だから言ったでしょう、フーゾクは不滅だって! いくら潰しても片づけても、必ずチョッと形を変えただけで同じようなお仕事を始めちゃうのである。  そこで、御当地の気になるプレイ料金はすべて含んで一万円から一万五千円の間ぐらいで済んでしまう。ただし、この料金の幅は彼女たちとの直接交渉によって決まる。だから上手に交渉してから、上手にセイ交渉しましょ。セイコウを祈る。

復活著しい神奈川のフーゾクの中でも完全消滅した地区もある

川崎、横浜とチョンの間が密やかに息を吹き返している一方で、どうにも気勢が上がらないのが横須賀にある安浦である。以前は海岸の傍の港に隣接していて、それなりの色街風俗を楽しませてくれた一画だったのだが。街にいたお姐さんたちの老齢化と、街のお隣がK元総理大臣の私邸とあって、取り締まり筋に叩き潰されてしまった。

それでも二年ぐらい前までは一、二軒ほどチョンの間の店が残っていたのだが知らない間に閉店してしまった。しかしながら御当地には熱心な〝安浦ウオッチャー〟が何人かいて。現在でも、何時かは再開するのではないかと観察を続けている。はたして安浦復活はなるのか。もしマジに実現すれば、それこそ我がニッポンは真の文化国家と言えるのだが、そんなはずないよねぇ?

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

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戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

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女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

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