裏風俗ぶらり旅

#47 道後温泉(愛媛県)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#47 道後温泉(愛媛県)

#47 道後温泉(愛媛県)

早くも一年そこそこでネオン坂に明かりが灯りだしたようだ

取材する自分が言うのも何だがフーゾク商売って本当にしぶといネ。どんなに叩かれても叩かれてもしたたかに生き残って、そして再び元気に根を張りだして定着する。
いつでも何処でも何度でも、その筋から激しく叩かれようと、厳しく取り締まられようが、必ずと言ってよいくらい見事に再生するのである。それも、それまで在ったすぐ近くの場所で。これほどまでに生命力の強い存在は、他に見たことがない!

道後温泉

道後温泉(画像:ウィキペディアより)

というわけで、果たしてフーゾクビジネスがどのくらい、しぶとくて生命力があるのかを実際に眺めてみようと、裏フーゾクのなかでも愛媛県の松山にある道後温泉の力強さの実際を覗いてみることに・・・西日本で、というよりも日本全国のなかでも屈指の歓楽温泉として知られる道後温泉。そのまたフーゾク業の中心となっていたのが〝ネオン坂〟のチョンの間街だった。しかし、こちらが警察の徹底的な手入れを喰らって完膚なきまでに叩きのめされたのは、つい数年前のことだ。

その結果、坂の両側に並んでいたスナックというかチョンの間の店がことごとく消え去り、街の象徴であった〝ネオン坂〟の大きなアーチ状のネオンまでもが取り外されてしまった。そして日が暮れると、あたりは以前のような店の明かりは殆んどなく闇の支配するような街になってしまったのだ。

そこで街にいた娘たちは何処へ行ってしまったのだろう。と思っていたら、なんてことはない。坂から下りた、すぐ近くのアーケード街あたりのスナックでセッセとお仕事に精を出していた。と言ったって単なるスナックではなく歓楽温泉街ならではの連れ出しスナックである。

ネオン坂嬢たちの転職先は・・・

松山市

松山市(画像:ウィキペディアより)

ネオン坂から、わずか数百メートルしか離れていない至近距離、同じ御町内と言ってもよいくらいの一画にある店なのだ。まったくもって、したたかでしぶとい皆さんである!それにうっかりすると、取締以前よりも若干だが料金がスライド・アップされているようなのである。移動を機に値上げなんて、ここでもしたたかさが表れている。

実は、それ以外の場所でも道後の街の裏フーゾクは増えこそすれ、決して減ってはいない。それなりに若い娘たちは連れ出しスナックへ。そして年配の女性たちは、おそらく今のニッポン国内で最も安いだろう松山市内にあるチョンの間街の土橋で娼売を続けているようだ。
それ以外にもネオン坂から、付近の異なった裏の娼売に転業して頑張っているお姫様たちは多い。

ついでに余談だが付け加えておくと、現在の土橋のチョンの間料金は15分で5000円が相場である。これは何とも安い!

道後の連れ出しスナックは今

さて、このアーケード街(街の中心とも言える公衆浴場の〝坊ちゃん湯〟の真ん前にある)には、観光客相手の土産物屋が軒を連ねている。その間の路地に目差す連れ出しスナックが目立つように目立たないように在る。そのへんの息が微妙なのだ。これらの店を一見で行って見つけ出そうとしても無理かもしれない。
慣れないムキなら宿の仲居に聞くなり、地元のタクシーの運転手氏に教えてもらおう。その際には忘れずにチップをはずもう。「お・れ・い」の心なのだ。

そ現在の御当地の裏では、やはり何と言っても連れ出しサンが一番人気だろう。というのも、この遊びだとすべてを含んで料金が3万円ほどで済むからだ。つまりそれほど高くはない。ただし、あまりにもスケベ面をして鼻の下を伸ばしていると、下心に付け込まれてフッカケられることもある。だから用心、用心なのだ。

さて、スナックであれば飲み代が必要だ。でも女の子=店との商談が成立すれば、おそらくは3万円の総料金の中に含まれてしまうだろう。もし入った店に気に入ったコがいなくて遊ぶ気が起きない時には、たいていは3~5000円ぐらいを飲み代として置いてくれば十分である。
飲み代の次に思い当たるのがホテル代。これも大三枚の中に含まれていると考えるのが普通である。そして、勿論のことエッチ代もネ。歓楽温泉に出かけて行って3万円でことが足りるとは、連れ出しサンが人気になる理由だ。

御当地・道後には遊びの三拍子の飲む、喰う、買うが揃っている

梅錦

梅錦

愛媛県を代表する地酒に「梅錦」がある。何度も地酒コンクールで優勝しているから名前を聞いたことのある人も多いだろう。サラリとしていてコクがある。なんとも四国を代表する銘酒だ。そこで記者は、この銘酒のアテ(ツマミ)に御当地の章魚(タコと読みませう)をお勧めする。松山の海岸付近や、街中には章魚専門といってよいくらいの料理屋が何軒かある。これも仲居サンやドライバー氏に聞けば、すぐに教えてくれるだろう。

章魚を肴に梅錦をやっつけて、あますはチョンの間あるのみ!
それにしても、何故このような男の楽園を潰したがるのでしょうネェ。

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

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価格:¥840
戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

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価格:¥680
女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

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