裏風俗ぶらり旅

#34 渡鹿野島(三重県)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#34 渡鹿野島(三重県)

#34 渡鹿野島(三重県)

イケナイものほど、よく目につく

世の中、シてはいけないところで何かをシちゃうことに対して、よく看板なり張り紙などで「絶対にシちゃあ駄目ですよ」と書いて警告をしている場合がある。

でもそれって逆に、そこではシちゃいけないのに実際には多くサレていたり。忠告することによって、余計に人目を引いてしまったりなんてことも。

なんだか面倒なことを言うようだけど、具体的な例を挙げれば誰にでも理解できることである。たとえばヘルスの個室や待合室に「本番厳禁」などと大書してある。これって、その店では実際本番が多く行われていて、逆にそう書いて客に忠告しているのでは…などと考えてしまうのは仕方ないだろう。でなければ、なにもワザワザ書きたてる必要もないのだから。(※あくまでも筆者の主観なので出禁の可能性もなきにしもあらず!)

渡船を降りると客引きや呼び込みが

船はたったの3分で到着

船はたったの3分で到着

そこで久しぶりに三重県の渡鹿野島に行ってきた。近鉄特急の志摩線で鵜方(うがた)という駅で降りて渡船で渡るあの渡鹿野島である。と言うか、もっと分かりやすく言えば「チョンの間」で有名なあの渡鹿野島である。

ショートが二時間見当で2万円、泊りが4万円というのが遊びの相場になっているあの渡鹿野島である。

この島には、もう数十年も以前から「街頭での客引き呼び込み等をしている人には、絶対相手にしないようご注意下さい 渡鹿野旅館組合」という看板が立っている。

これって、島の客引きや呼び込みをしている人の相手をしちゃう外部から来た人がやたら多いってことなのだろう。そしてそれはあまり良いことではなくて、相手をしちゃうのは、おそらく悪いことなのだろう。だから「ご注意下さい」なのだ。

でもそれは、この島では日常茶飯にあることなのだと言っていることでもある。なにしろ島に着くなり何処からかオバちゃんが出てきて「女のコやろ?ええコがおるで」と声をかけてくるのだから。

釣りも温泉も『オンナ』も楽しめる島

でも渡鹿野島といえば、伊勢志摩国立公園のほぼ真ん中に位置する的矢湾に浮かぶ周囲4キロほどの小さな島であって、風光明媚(び)な観光地でもあれば、昔から真珠やカキなどの養殖でも知られた本来はリゾート・アイランドでもあるはずなのだ。もちろん釣りだって十分に楽しめる島である。

そのうえ、これはそれほど知られてはいないけれどナトリウムカルシウム塩化物泉という切り傷、やけど、慢性の皮膚炎や痔にも効く温泉が湧いている湯治場でもあるのだ。

でも船から降りて歩き始めるや声をかけてくるオバちゃんは、誰も「観光ですか?」とも「釣り?」とも「温泉に入りに来たの?」とも聞かずに来島の男の人たち全員に聞くのは決まって「オンナ?」なのだ。

それほどこの島はオンナで有名であり、そのための客引きや呼び込みの人が多くいるってことなのだろう。

島には十数軒の旅館があって、一応名目的には温泉旅館になっているようだ。当然そこには、部屋付きの仲居がいて宿泊客のイロイロを面倒見てくれる。だから遊びのほうも彼女に聞くのが一番なのだが、それだと紹介される女のコの数は限られてくる。だから外に出て街頭で袖引くポン引きのオバちゃんの話も聞いておくほうがベターである。

それに人によって遊びの料金も違う時がある。ショートが2万円といっても、1万5000円のこともあれば2万ナンボのこともあるのだ。泊りだって3万5000円から4万円ぐらいまで、かなり流動的なのである。

相手を決めるには時間とイビキに気をつけて

ただし大切なのは、夕方の5時頃までには遊び相手のコを決めておくことだ。というのも島のお嬢たちは大抵が6時ともなるとセクシイ・コンパニオンになってお座敷に出てしまう。そうなると遊び相手の選択権も、そちらのほうに持って行かれてしまうので、その前に決めておくほうがよい。

もちろん昼でも楽しめるけれど、やはりオンナ遊びは夜に限る。それも懐に余裕があるならばショートよりかは、朝まで一緒にいられる泊りがお勧めだ。

話がまとまれば、約束の時間に近くにある女のコの居室兼ヤリ部屋に行くか、街中のスナックやバーの二階の個室に行って事に及ぶという次第である。この辺は、他所のチョンの間地区と同じである。

的矢かきは是非食べておくべき!

的矢かきは是非食べておくべき!

ただ、本土から少しでも離れた小島の一部屋でギャルと二人で夜を過ごすというのは、やはり何となく、いつもとは違う気分になるものだ。でも一つだけ注意をしておくのは、彼女がイビキをかくか、かかないかは予め聞いておこう。今回ではないが記者はこのイビキでえらい目に遭ったことがある。

風光明媚(び)で、温泉も湧いていて、海の幸にも恵まれているご当地での遊びはできるだけ時間をゆったり取ってリラックスして楽しもう。あの看板にあるような客引きや呼び込みのチョイと煩いオバちゃんがいても気にしない。のんびりとした旅の一夜を。ボン・ヴォヤージュ!

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)
価格:¥840
戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)
価格:¥680
女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

風俗店の開業、求人サポートなら風俗の広告比較.com

お気軽にお問い合わせください

お問い合わせフォーム
Fudousan Plugin Ver.6.2.0