裏風俗ぶらり旅

#27 松本(長野)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#27 松本(長野)

#27 松本(長野)

何度も味わいたくなる、寒さと快楽の旅

毎年、寒くなると一晩泊りで信州に行く。信州とは、今の長野県のこと、それも諏訪か松本に出かけるのだ。

そのどちらとは、決めていない。冬の諏訪湖もEし、松本平の寒さも好きだから。でも筆者は、少しばかりヘソ曲りだから、今年のように四年ぶりの御神渡(オミワタリと読みませう)が諏訪湖にできて皆が大騒ぎをしているのを見ると「ならば俺は松本に行こう」となる。

にしても松本も諏訪も東京から行くにしても名古屋から行くにしても、ちょいとした汽車旅を楽しめるJRの中央線で一本だから便利である。

てな訳で、クソ寒い松本へコートを着て、背中を丸めるようにして行ってきた。

寒いときの信州ってEよ!部屋を暖かくしてコタツに入って熱燗をグビグビ飲む。そのうちに自然現象で、尿意を催してくる。すかさず便所へと立つのだ。そして、ジョボジョボと小便を出る限り出し続ける。どうも尾籠(びろう)な話で、ご免なさい!

するとブルブルッと、全身を細かく刻むように身震いが襲う。これが最高なのである。まるで射精をした時のような快感に支配されるのは、一人筆者だけだろうか。放尿感と射精感。

このブルブルッを何度も味わいたくて、やたら寒くなると松本に行くのである。そしてそこには、もちろん熱い酒と旨い肴がある。それとお酌をしてくれるお嬢が、いてくれれば他に何も要りません。

でもタマには、目先を変えて違う可愛いコちゃんをという時には、二人だけの宴会の後でフラリ町に出ればよいのだ。ともかく、いまは熱燗が欲しいネ。

酒は燗、肴は味噌漬け、酌には夜の街へ

筆者が信州それも松本や諏訪あたりで飲む酒は、諏訪の「真澄」に岡谷の「高天」と「神渡(みわたり)」さらに木曽の「七笑(ななわらい)」といった地酒である。ま、一度は、どの酒も飲んでみることをお薦めする。なかでも「真澄」の純米大吟醸である「夢殿(ゆめどの)」を(ただしこの酒は冷たくして飲むべきだが)一杯飲ったらもうそれだけで、東京には帰りたくなくなるかもしれない。

その時のツマミは、長野県下で養殖の盛んな鯉が最高だ。それも、鯉コクだとか鯉の洗いといった在り来たりのものではなくて、鯉の味噌漬けがベストである。

さもなくば、ワカサギ、岩魚、馬刺しなどの渋いツマミが色々ある。変わったところでは、蜂の子や猪なども、それなりに旨いものである。

食べて飲んで、ブルブルッの放尿感を楽しんだら、松本の夜の街に出てみるのもよいだろう。行く先は松本城の西側を目指そう。城西と言えば誰でもわかる。

純米大吟醸「夢殿」は冷やできゅーっと飲むべし

純米大吟醸「夢殿」は冷やできゅーっと飲むべし

連れ出しスナックはママとの交渉次第

探すポイントは松本城の西側

探すポイントは松本城の西側

ただ長野という県は、ソープやヘルスなどが一切なくて表向きはフーゾクといえばピンサロぐらい。でも、そこはそれ裏がある、それも何十年も前から、それなりに元気にお仕事をつづけているのだ。

街の盛り場を歩いてみれば撫子(ナデシコと読む)ジャパンでないコたちがチラホラ。その後に付いていくと皆さんスナック風の店に入っていく。これが、ご当地だけでなく長野市、小諸(こもろ)、上山田といった県下の何処にでもある連れ出しスナックだ。

店内はボックス席になっていて、大抵は女のコ二人が両側に付いてくれて。そのどちらかを選ぶ方式である。でも、気に入らなければ別のコにチェンジしてもOKだ。

すべては店を仕切っているママなりチーママと話をつければ済むことである。もちろん料金だって同じこと。でも、ここがこの遊びのポイントである。なぜならば、店によって、人によって、客によって値段に違いが生じるからだ。人によって金額が異なる。だから裏フーゾクなのだろう。

こちらで必要なお金は、飲み代、プレイ代、ホテル代の三種類。でも、飲み代はママとの交渉が成立したら殆んど取られない。その店にオキニのコがいなかった際には、飲み代として2000円ほどを払って外に出ればよいのだ。

そしてプレイ代に、多くの場合はすべてインクルードされるのが一般的であって。ご当地での相場は2万5000円前後と覚えておこう。

国際親善料は熱心に見極めて

で問題なのはホテル代なのである。これ3000円から4000円の間なのだが、うっかり飲み代とプレイ代に加算して請求するセコイ店がある。すると、総額で3万円を越しそうになってしまう、そんな時はパスしたほうがよいだろう。三点セットで幾ら?と聞いたほうがよいのかも。

言ってみれば、タイの女のコとの国際親善料は、2万5000円以下とみておくこと。それ以上だったら、別のもっと親善に熱心なスナックを探すことだ。

それにしてもニッポン全国フーゾクのないところはない。アンタも好きねぇ!なのである。

参考までに松本は、明治以降は学問の都市で学都と呼ばれた。周りを3000M以上の日本アルプスで囲まれているので岳都とも言うそうだ。そして最近はクラシック音楽の盛んな都市として楽都とも言うらしい。

学都、岳都、楽都で、何かと頑張ったら腰がガクガクだ!

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

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戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

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女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

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