裏風俗ぶらり旅

#16 伊豆長岡温泉(静岡県)

日本全国を旅する風俗評論家・岩永文夫氏が各地の裏風俗や温泉、酒、うまいもの、観光地などを紹介する旅情いっぱいのコラムです!

#16 伊豆長岡温泉(静岡県)

#16 伊豆長岡温泉(静岡県)

桜と温泉求めて伊豆へ

伊豆長岡温泉

伊豆長岡温泉

「お~い、桜が咲いたからおいでよぉ」と暖かい伊豆の国からお誘いのTELが入った。
そういえば、あちらでは2月頃に河津桜が咲いて3月中には、もうソメイヨシノまでもが満開になるはずだ。頃やよし!お花見にでも出かけてみるか。

毎年のように春先になると伊豆の河津へと花見に行くのだが、記者の周りではこれを誰も信じていない。皆が口にしているのは「あんなこと言って、気持ちは花より団子だよ。絶対に河津なんか行かないで伊豆長岡に直行だよ」という。確かにそうかもしれないけれど記者の気分は間違いなく桜咲く伊豆の国なのだ。ただ時として若干の軌道修正をして、ふらり長岡の街に紛れ込んでしまうこともあるのです!去年も、一昨年も、さらにその前の年も。

でも桜の花は、どこでも眺められるのだから、話はやはり伊豆長岡温泉についてとなる。いや強引に長岡の話にしてしまうことにしましょう。
というのも、この頃不思議なことに伊豆の観光地や温泉町…どこに行っても、気のきいたフーゾク遊びができるようなところが姿を消してしまっているのだ。熱海でも、伊東でも、下田でも、修善寺でもそうである。その昔のような枕芸者のお姐さんも、セクシー・コンパニオンのお姉さんも、話のわかる酌婦の皆さんも、いることはいるのだろうけど、ほとんどが姿を見かけない。一体どうしちゃったのでしょう。

伊豆の半島のフーゾクは伊豆長岡にあり?

そこで長岡の出番!各温泉地でタクシーに乗れば分かる。「運転手さん、どこかEとこに連れてってよ」とか「面白い遊びができるところってないのかな」とか聞いてみると「は~て、Eところねェ。最近このあたりはねェ、それなら長岡に行ってみますか?」という答えが返ってくる。つまりほかの温泉場には、もう面白いところがないってことなのかい?どうにも伊豆半島のフーゾク・シーンは伊豆長岡の一極集中というか一人勝ちのような状態らしいのだ。どうしてそうなっちゃったのかねぇ。これじゃあ、記者も伊豆に行くたび長岡に顔を出すしかないでしょう?ねっ!

そんなこんなの長岡でありまして、ご当地に来てみると、やはりイロイロあります。街のなかにはストリップ劇場もあれば、連れ出しスナック風の怪しげな店だってあるし、アジアンエステを名乗る店もある。まさに歓楽温泉街そのものなのだ。その上、夜もまだ更けないうちから記者が町中を散策すればスーッと近寄ってくる影は一つどころじゃない!2つ、3つ、4つ知らない間にそろいました。温泉場名物のポン引きのオバちゃんたち多数である。

そこで、何かと言い寄ってくるオバちゃんたちの中から感じのよさそうな一人を選んで話を聞いてみる。するとアソビの内容的には、連れ出しスナックとチョンの間の合体型のようである。果たしてどのようなものかと言うと、オバちゃんの引っ張っていく店に入って、そこで女のコを選んで一発決めるという。もし選んだ子を店の奥とか2階にある個室に連れて行って、一発そこでとり行えばチョンの間であるし、もし女の子と一緒に近くにあるラブホに出かけて行って…となれば連れ出しスナックの遊びとなる。ま、記者にとっては、花より団子ならばどちらでもOKだけどね。

システムは分かった、しからば次に気なるのは料金と時間である。これもオバちゃんの 説明を聞こう。「はいっ、料金は大一枚よ。時間は一応30分ということに…」と語尾を濁らせる。ハハ~ンいまどきノンビリ時間一杯楽しむヤツはあまりいないのだな。一発出したら「ハイそれまでよ!」ってことだろう。

吉と出るか、凶と出るか。温泉街で国際交流?

パチンコにみやげ者屋にスナックいかにも温泉街な街並み

パチンコにみやげ者屋にスナックいかにも温泉街な街並み

ところで長岡の街中にはこのようなスナック風の店は十数軒ほどある。そのなかのどの店が良くて、どの店に可愛い子がいるかは一見(イチゲンと読みます)の私どもには分からないこと。ここはイチかバチかをポン引きのオバちゃんに託すしかないのである。連れていかれたスナックが当りと出るかハズレと出るか。それがまたフーゾク遊びの楽しさでもある。当たった時はホクホクと喜び、ハズレたときは次回に期する。これがフーゾク遊びの醍醐味なのだ!

ご当地の女の子は、たいていがタイからのコである。その子たちが各スナックに数人で属していて、それぞれお仕事に励んでいるわけだ。彼女たちはそれなりに簡単な日本語は理解できるようでコミュニケーションには困らない。しかしながら与えられた30分の時間内では、さほど国際交流なんてできるものでもないけれど。

それはそれとして春風に吹かれながら伊豆の国を歩くのは、実に気持ちのよいものである。特に今の時季、記者がお勧めのスポットは長岡から土肥(とい)の町の海岸に出る直前の桜並木とさらにその南にある大沢温泉の道すがらにある桜並木だ。どちらも、いかにも温暖な土地で伸び伸びと育った桜の木々だけあって勢いがある。見ているだけで日ごろのストレスが解消されてしまう。そんな時には地酒の「萬耀」(ばんよう)でも一杯やりながら楽しみましょう。

それにしても以前は熱海に1000人、伊東に700人。それ以外でも、下田にも稲取にも松崎にもいた芸者のお姐さんたちはどこに行ってしまったのでしょう。記者としては何とも寂しいかぎりだ。

岩永 文夫

岩永 文夫

1948年東京生まれ。風俗評論家。音楽雑誌「新譜ジャーナル」(自由国民社)編集長を経て、80年代より夕刊紙、 週刊誌などの風俗評論で活躍。著書:「フーゾク進化論」(平凡社)、「フーゾクの経済学」(ワニのNEW新書)など。

◆著書紹介

フーゾク進化論 岩永 文夫(著)

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価格:¥840
戦後60年、大きく進化し続ける「フーゾク」の歴史を、取材をもとに縦断的に紹介。

フーゾクの経済学―欲望産業の原価がわかる本 岩永 文夫(著)

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価格:¥680
女の子や経営者の取り分はどうなっているのか、高級店と大衆店のサービスの違いは何か、芸者の時給3714円は高いか安いかなど、フーゾクに絡む経済のすべてを紹介。

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